【C#】.NET CoreでNLogを使ってロギングする【Visual Studio】

Visual Studio + NLogの記事が見当たらなかったのでまとめてみました。

Windows 10
Visual Studio Community 2019
.Net Core 3.1

Contents

プロジェクト作成
NLog
プログラム
実行

プロジェクト作成

今回使用するプロジェクトの概要はこのようになっています。

.Net Core
言語: C#
種類: コンソールアプリ
プロジェクト名: NLogTest

NLog

おおまかな流れ

NLogのインストール
NLog.configを手動で作成
NLog.configのプロパティの設定

NuGetからインストール

.NetCoreではNLog.Extensions.Loggingを使用します。

プロジェクト右クリック → NuGetパッケージの管理
参照 → NLog検索 → NLog.Extensions.Logging → インストール
OK
同意する
NLogのインストール完了

NLog.configファイル作成

プロジェクト(NLogTest) 右クリック → 追加 → 新しい項目
テキストファイル → [NLog.config]と入力 → 追加

NLog.onfigファイルに設定を書き込む

<?xml version="1.0" encoding="utf-8" ?>
<nlog xmlns="http://www.nlog-project.org/schemas/NLog.xsd"
      xmlns:xsi="http://www.w3.org/2001/XMLSchema-instance">
    <targets>
        <target name="logfile" xsi:type="File" fileName="app.log" />
    </targets>

    <rules>
        <logger name="*" minlevel="Debug" writeTo="logfile" />
    </rules>
</nlog>

NLog.configの設定

実行ファイルが出力されるフォルダにコピーされるように設定します。

NLog.configをクリック
出力ディレクトリにコピー: 常にコピーする

プログラム

おおまかな流れ

loggerインスタンスを作成
ログレベルを指定してメッセージを記述

using NLog;

namespace NLogTest
{
    class Program
    {
        private static Logger logger = LogManager.GetCurrentClassLogger();

        static void Main(string[] args)
        {
            logger.Trace("trace");
            logger.Debug("debug");
            logger.Info("info");
            logger.Warn("warn");
            logger.Error("error");
            logger.Fatal("fatal");
        }
    }
}